つづいては、卒業生に。

つづいてお話をうかがったのは、
学生時代にY-PUで活動していた
増田さん(某ハウスメーカー 営業職 28歳)と
谷口さん(美容品販売 26歳)のおふたり。
おふたりは学生時代、Y-PUでの活動を経て
現在はそれぞれ社会人として活躍されています。
いわば、Y-PUの遺伝子を受け継ぎ、
また、Y-PUに遺伝子を遺したふたりです。
Y-PUでどんな日々を過ごしてきて、
その日々が今にどんな影響を与えているのか。
つい昨日のことのように、楽しく話してくれました。

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白川
おふたりには今日、遺伝子について語ってもらいます。
染色体の話から、隔世遺伝の話まで…
まっすん
そんな企画ちゃうやろ(笑)
白川
いえ、じつはそんな企画なんですよ。
おふたりはY-PUの立ち上げに関わった
メンバーだとお聞きしました。
たにゆか
ちょうど7年前くらいかな。
私は働いてたから学生じゃなかったけど、
代表の山田が学生の頃に立ち上げました。
白川
立ち上げ当初からのメンバーですよね。
いわば、Y-PUのアダムとイヴですよ。
もしくはミトコンドリア。
まっすん
ミトコンドリアて(笑)
白川
冗談はさておき。
でも本当に、今回おふたりへの
取材テーマは「遺伝子」なんです。
たにゆか
ホンマなんかい。
白川
おふたりもそうですが、
当時立ち上げに関わったメンバーがいて、
そこから出たり入ったりを繰り返して
今のY-PUがあるわけですよね。
そんな皆さんは、
Y-PUに変えられてきた人たちでもあり、
Y-PUを変えてきた人たちでもあるわけです。
自分にY-PUの遺伝子が加わり、
また自分の遺伝子をY-PUに加えてきた人たち。
まっすん
まあ、そうとも言えます。
白川
「そんな遺伝子を詳しく解析してみよう」
と思ったのが、今回の企画の発端です。
要約すると、振り返ってみてどうですか?ってことです。
まっすん
ミトコンドリアのくだり、必要やったか?
白川
ちなみに、おふたりは当時、
Y-PUでどんな活動をしていたんですか?
まっすん
(無視しおった)
たにゆか
えっ、どんな活動してたかな。
ちょっと、写真とか見返しながらでもいい?
白川
もちろん。
むしろ見せてください。
昔の写真を振り返るふたり
まっすん
ああー!なつかしっ!
大学を卒業するメンバーに向けて、
「笑ってはいけない卒業式」やったなあ。
白川
どこかで聞いたことあるな、それ。
たにゆか
他にも「街にイルミネーションをつくろう」が
テーマの「マチイル」って企画とか、
なんでもない場所に駅伝のゴールを
つくってみる「GOAL」とか…
あ、サンタクロースの格好をして、
フラッシュモブとかもしたよね。
白川
とりあえず思いついたことやってみよう!
って感じだったんですね。
まっすん
そうそう、今ほどしっかりしていないし、
まじめでもなかった。
なんていうんだろう、暇を持て余した…
たにゆか
学生の遊び。

(しばしの沈黙)

白川
…写真を見て思ったんですけど、
仲が良さそうですよね、とっても。
まっすん
人数も多くなかったから、
一緒にいる時間が長かったのは大きいです。
だからこそ身内っぽかったかもしれないし、
新しくきた人は疎外感があったかも。
白川
そんな側面もあったんだ。
まっすん
今だから気付けることだけどね。
白川
ぼくの知り合いで、お芝居をやられている
二人組がいるんですけど、その方たちは
「場にいる全員を身内化したい」って言ってたんです。
初めて来た人も、もれなく。
そんな場作りは意識していきたいな。
まっすん
いいね、それ。
でも本当に、場作りの仕方とかは
Y-PUで活動して学んだことでもある。
白川
あ、それいいな。
そんなふうに、Y-PUでの経験が今の自分の中で
どんなものになっているかをお聞きしたいです。
たにゆか
私、元々すごい人見知りだったんです。
初めて会う人とか、何を話していいか分からなかった。
でもY-PUで活動して、出会う人の数が急に増えて。
白川
荒療治ですね(笑)
たにゆか
でも。そのおかげで人見知りがマシにはなった。
その経験は、今の接客業にとても活きてます。
白川
出会う数もそうでしょうし、
色んな関わり方ができたのもありますよね。
たにゆか
そうだね。
イベントひとつでも、参加者として関わったり
企画側として関わったりできるから、
ひとりの人と何種類もの関わり方ができた。
まっすん
僕は営業なので、お客さんと向き合う仕事で。
だからこそ、Y-PUで活動しながら
色んな価値観に触れることができたのは、大きいです。
出会う人と同じ数の価値観に触れるから、
視点の数と視野の広さがぐっと大きくなった。
白川
しかもそれって、
仲が良かったからでしょうね。
まっすん
というと?
白川
仲が良くない人の価値観って、
受け容れづらいじゃないですか。
でも、仲が良いってだけで、
受け容れる理由になっちゃうと思うんです。
共感まではいかなくとも、
理解の土台は「仲が良い」がつくってくれる。
まっすん
なるほど。
アホみたいなことでも真剣だったから、
そこまで仲良くなれたんじゃないかな。
昔も今も、居場所って感覚だし。
たにゆか
そうだね。
いつでも帰れる場所。
まっすん
ここが私の、
たにゆか
アナザースカイ。

(沈黙)

白川
…では最後に、これからY-PUに
関わってみたいという人に向けて…
と言うと偉そうなので、
昔の自分にアドバイスするなら、
どんなふうに声をかけますか?
たにゆか
どんなにアホそうなことでも、
真剣にやってみて!かなあ。
真剣にやってみないと、失敗すらできないし。
まっすん
社会とか誰かのためじゃなくていいので、
どんなに小さなことでも真剣に取り組むと、楽しい。
でもそれって、言われて気付くんじゃなく、
やってみて気付くことなんだと思います。
だから、まずは、やってみる。
白川
まずは、やってみる、ですね。
合わなかったら別の道を探せばいいですし。

途中、こんな遺伝子で大丈夫かなと
心配になった瞬間もありましたが、
結果、良い卒業生のインタビューでした。

まっすんさん、たにゆかさん、ありがとうございました!

(あゆみはまだつづきます)